英語での第一印象を良くする5つの方法

日本語を話せる環境でも初対面は緊張するものです。ましてや、第二言語の英語で人に会うなんて、約束の時間の前からソワソワが止まりません・・・・。すごくわかります。私もカジュアルな場から、就職面接、ビジネスの交渉など、あらゆる場面を乗り越えてきましたが未だに英語での初対面は慣れないものです。本日は今日からできる「英語での第一印象を良くする5つの方法」をご紹介いたします!英語力がなくてもこれだけ出来れば、ネイティブたちにも愛されちゃいます!

  • 1
    アイコンタクトが命
  • 2
    握手かハグの構え
  • 3
    Nice to meet youは自分から!
  • 4
    2:8の黄金比
  • 5
    頷きグセ、相槌はNG

1. アイコンタクトが命

アイコンタクトが命。かた時も目を逸らさないゲームと思いましょう。目を合わさない人は「何かを隠している」「やましいことがある」と相手を不安にさせてしまいます。これは欧米の文化に起因する日本との大きな違いと言えるでしょう。

日本では就職面接の際に、適度なタイミングで目線を外すことがエチケットと言われています。さもないと、面接官に不要な圧迫感を与えてしまったり、気味が悪いと思われてしまうのです。ですから面接官の顔のあるパーツを決めて見るようにする、もしくはネクタイの結び目に目を移すのが良いとされているのです。

しかし、欧米の文化では上記のような気遣いは不要です。目をしっかり見てアイコンタクトをすれば、あなたの視線は口ほどにものを言います。面接の際にはあなたの誠実さが目に現れますし、バーやパブのような場所ではあなたは目を合わすことがきちんと出来るまともな人だと思われます。時には、薬物をしていない、お財布を盗む人ではない、など平和ボケしている日本では考えられないような指標でアイコンタクトの有無を確認されています。

英語力がなくても今日から実践できること、やって見ましょう!

2.   握手かハグの構え

アイコンタクトの後は握手かハグの構えです。

まず初めに注意事項として、必ず握手やハグをするとは限りません。コロナ以降は握手は腕と腕をタッチさせるようなものに置き換えられ、ハグをする機会が激減しました。また、友達と通りを歩いていて、その知り合いにばったり出くわしたような時に握手をしたりハグをするのは不自然です。飽くまで時と場合と人間関係に依るところを覚えておいてください。

では、早速、握手とハグの構えというのをご説明させていただきます!ここでは、ハグと握手の「構え」だということが重要ポイントです。突然に手を差し伸べて、相手の手を取りに行くような態度や、一方的なハグの押し売りは欧米の人でも流石に引いてしまうでしょう。飽くまで「構え」となるものをまずは見せつけ、自分は握手やハグをしようとしている意向を「構え」で伝えることが大事なのです。

それでは、その「構え」となるものを知りたいですよね。

まず握手に関しては右足を一歩前に出し、少し前屈みになります。そこで一瞬止まり相手と目が合いましたら、手を差し伸べて握手に入りましょう。多くの人はタイミングを測れず、体の向きが整っていないのに腕だけを不自然に出してしまいます。右足と前屈みの姿勢さえ取ることができれば、握手の構えは完璧です。

次にハグの構え。こちらは相手とアイコンタクトを取り、一旦相手のパーソナルスペースで止まりましょう。パーソナルスペースは、人によって感覚が違いますが、仮に打たれそうになった際でも避けられるくらいの相手の安全地帯を意識してあげるのです。そこで一瞬止まり、両腕を8時20分の位置まで広げます。これが9時15分や10時10分の角度になると、ロマンチックな関係になり、相手が少し困惑してしまうと思いますので角度も気にしてあげてください。パーソナルスペースで8時20分。この仕草を見せ、相手もそれに同意するようであれば、ハグをしてあげましょう。仮にハグの同意が取れなかったとしても、8時20分の角度なら誤魔化しが効くので、そのまま無かったことにもできるというシナリオです。

3.  Nice to meet youは自分から

どんなに英語が苦手な人でも中学で教えて貰ったこのフレーズだけは言えるはずです!

折角すらすら言えるのですから、先に言ってしまいましょう!さもないと、相手から言われて返答する際には「Nice to meet you, too」だったかしら?と余計な心配が増えてしまうだけなのです。またタイミングを逃したり、自分から話しかけないことで余計な質問をされてしまうリスクがあります。

自分からこの魔法の言葉を出すことで、相手の会話の幅を逆にコントロールし、結果的に自分の負担を減らすことが出来ます。

4. 2:8の黄金比

個人的な見解ですが、2:8の比率で質問:傾聴を行うことが一番楽だと思っています。

日本語を話す際には30秒に一回は質問をすると人に好かれると巷の心理学者たちは話していますが、英語力がないと30秒に一回の割合で質問をするのは大変酷な話です。そもそも質問するのに30秒かかってしまいそう・・・というのが現実ですね。ですから、10分話すなら2分は質問やコメントで乗り切り、8分は思う存分相手に喋らせてしまいましょう。自分の話を聞いて貰って嫌と思う人間はどこにもいません。相手の出身地の話になれば「Where should I go see in your hometown?(きみの故郷ではどこを見て回るべきかな?)」といって、早々にボールをパスしてしまいましょう。大体話し終えた頃、「Maybe I can go on a trip during summer holiday! Thank you. Where are you planning to go next time?(多分次は夏休みに旅行に行けるな〜。ありがとう。そっちは次はどこに行こうと思ってる?)」と夏にお休みが取れよう取れまいが適当に自分の情報開示をし、即座に「君は次はどこに行きたい?」と相手に話題をパスします。コメントは長くなくても、Nice. Cool. Wonderful. Brilliant!など一言のものでも全然大丈夫ですので、すぐに相手にボールを戻すのがコツです。

このようにして「2」で自分の情報開示、コメント、質問を徹底し、「8」でボールをお任せするのが最もプレッシャーがなく英語の会話を回すことが出来るのです。生徒さんの多くは「嘘が言えない〜」と黙り込んでしまう人もいますが、それで相手が勝手に気持ちよく喋り始めてくれるならちょっとの嘘は方便です。

5.  頷きグセや相槌はNG

最後にこれだけはお伝えしておかなければなりません。

首を縦に振る頷きと、声を出しての「Uh-huh」の連発は今日からやめましょう!

日本人には特に多いのですが、「私は話を聞いているよ」と首を縦に振る仕草は欧米文化では失礼にあたります。「急かされているように感じる」「話に興味がないように見える」など、皆、声を揃えていうはずです。日本人は特に女性に多いですが、既に首を縦に振って頷く癖がついてしまっている人は仲のいい友達に「私が首を縦に振って頷きまくってるのに気づいたら止めてくれる?」とお願いして根気よく直しましょう。

カナダに暮らしていた時分、お付き合いしていたカナダ人の彼が頻繁に電話で仕事の話をしていました。横で電話の内容を聞いていた私は、彼が相槌を打たず3分程黙っていたので、電話は終わったものかと顔をあげると、彼が真っ直ぐ壁を向いて相手の話を聞いていました。「そんなに相槌を打たないのか・・・・」と驚いたのを覚えています。

第一印象を作る初対面の場では是非この点を気をつけるようにしてください。


以上、「英語での第一印象を良くする5つの方法」をお届けしました。

英語ができないからいけない、とついつい悲観的になってしまうような状況でも、あなたの良さを最大限に知ってもらうために、是非、今日からできる5つの方法を実践して面接に合格したり、素敵な人にパブで出会ってもらいたいと思います。非言語能力(仕草やジェスチャー)を改善すると同時に、英語力を向上させたいと考える方は是非3ヶ月集中コースやグループレッスンをご検討ください!

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