代表挨拶

短期集中型マンツーマン 英会話TRZの代表 窪田有希（くぼたゆき）です。大手英会話スクールで講師として勤務していた時分、英語を教えるテクニックを隅々まで教えてくれた素晴らしい上司に出会いました。上司はある日、私にこういうのです。

「窪田さん、今のあなたの英語力を買い取りたいという人が居たら

いくらで売りますか？」

オカルト映画のようなセリフに一瞬で興味をひかれました。私はハッと息を飲み込むと同時に、夢見る年末ジャンボ宝くじのような金額を頭に巡らせました。その時の私の顔には分かりやすく「$マーク」が描かれていたことでしょう。私はニヤニヤとしながら、「そうですねぇ、いくらにしようかな」とおどけていると、上司は続けて、次のようにいうのです。

「ただし、英語に関わるものは全て失くしますよ。

仕事も友達もパートナーも、

英語で見た本や映画の知識も失くします。」

その時、私は不思議な葛藤と戦い始めたのを覚えています。全てを失くすとしても、もう一度勉強し直してこの英語力を取り返せば、お金も手に入るし英語力だって戻ってくるはずだ。ただ、ここまでの労力と忍耐力に人生で２回も耐えられるのだろうか・・・。お金には代えられない程の血の滲むような努力をしたことを自分が一番知っていたのです。

「売りたくないです・・・」

私の口からは自然とこの言葉が出て来ていました。今の私から英語を奪うと、私は私を見失ってしまうと気づいたのです。

「そう、売りたくないでしょう？

窪田さんの英語にはそこまでの価値があるんです。

生徒さんには、“英語には価値がある”ことを

気づかせてあげなければならないのです。」

この会話をした日から５年が経ったかと思います。私は今なら尚、あの時よりも自信を持って皆さんにお伝えできるでしょう。”英語には価値があります”。お金には代えられない価値があるのです。あれから５年で行き着いた私が今いる場所には更に価値がつきました。この経験は全て「英語力」に付随する付加価値でした。

5年後、私は皆さんに聞いて差し上げましょう。

「今のあなたの英語力を買い取りたいという人が居たらいくらで売りますか？」

「売りたくない」という返答ができるほどの英語を身につけましょう。そして、それは３ヶ月後でも、今日からでも英語を愛でることで価値を見出すことができます。なぜなら、その価値は皆さんの中に常に眠っているもので、今日の１時間にあなたが価値を咲かすのですから。