日本でも、海外旅行に行った先でも世界各国から人が集うペーティーが其処ここで開催されています。そんなパーティー会場を簡単に探せるアプリとしてmeet-upなども有名ですが、経験したことがないとそんな所に行って何かいい事があるのかな？と思う方もいるでしょう。今日は、日本ではイベントの主催者として、スペインではマドリードのパブへ、カナダではローカルの人が集まるカフェイベントへ行ったことのある私が「インターナショナルイベントに行く利点」を５つ紹介します。

インターナショナルイベントに赴く利点の一つとして最初に挙げられるのは、友達や彼氏彼女ができる特別な場だという利点があります。毎日職場と家の往復をしていると新しく刺激や挑戦を与えてくれる人に出会う機会はありませんが、こういったインターナショナルイベントに足を運ぶことで普段なら絶対に出会えないような人と友達になったり、生涯を共にするパートナーに巡り合ったりすることが出来るかもしれません。時には彼氏彼女を求めてナンパに来るような人も居るかもしれませんが、あなたがどんな人と知り合いになりこれからお付き合いしていけばいいか、正しい判断を養うことが出来ますので、人生の勉強に行く目的でもインターナショナルイベントは赴く利点があると言えます。

私が以前主催したインターナショナルイベントには、短期的に日本に滞在していたデンマーク人の男性も来てくれました。たった２週間という短い来日で今はすでにデンマークに帰国していますが、彼は私に「今度は是非デンマークに来てほしい。コペンハーゲンは東京に負けないくらい綺麗だよ。喜んで案内するから来た時には是非連絡してね」と言ってくれました。

私は世界中の国を見てみたいと思いますが、お金と時間があれば優先順位の高い国に先に行ってしまうと思います。デンマークの優先順位は比較的低いと思っていましたが、彼がデンマークにいるのなら行ってみよう！という気持ちがそれ以来、芽生えました。観光だけではない、「再会する」という目的を持って他国に行ける日には素晴らしい経験ができると思います。そんな目的を見出してくれるのもインターナショナルイベントが特別な利点がある場だからです。

自分の得意なことや経歴を話す機会というのは中々ないものですが、インターナショナルイベントのようなカジュアルな場では、自分の情報を開示しやすいと思います。また、初対面で話すことが多いこういったイベントではスモールトークと呼ばれる他愛無い話が始まります。そこで、職業の話になり、例えば「自分はヨガのインストラクターをしている」と話したとしたら、「僕の友達がヨガをやりたがっていて、ちょうど先生を探していたんだ」など口コミという形で突然顧客が舞い込むことがあるかもしれませんよね。

実際に私がカナダでインターナショナルイベントに出向いた際は、「高校で日本語クラスのアシスタントをしている」と話しをすると、「自分にも教えてくれないか」というオファーが舞い込み、一時は１週間で10人の生徒に大忙しで日本語を教えたことがありました。

自分のビジネスや得意なことが、いつ何時、他人に価値を見出すかは分かりません。インターナショナルイベントに行くことで自分にある可能性を見つけることができるのが大きな利点となります。

これは特に海外のインターナショナルイベントに参加した際の例となりますが、その土地や街を知られるというのが大きな利点となります。海外旅行に行くと、ツアーなどの団体行動をすることが多いかもしれません。そういった旅行はバスでの移動が多く、自らの足を使って動いていないので街の構造が掴めません。旅行が終わり、思い返してみても残念ながらどこに自分がいたのか説明できないことも多いはずです。インターナショナルイベントに参加すると、知らない土地も開催場所が目印となるので、自分がどうやって街の中を練り歩いたのか記憶に残ります。

私は実際にマドリードでインターナショナルイベントに参加しましたが、ホテルから開催場所のパブまで30分程一人で歩いてみました。今でもどこに何があるか鮮明に思い出すことができますし、お気に入りのコーヒー屋さんがどこにあるかも頭に入っています。

日本のインターナショナルイベントに参加する際にも同じことが言えるでしょう。普段は赴かない街やレストランに行って一つ思い出を作るのです。自分の安心ゾーンから出ていくことで、新しい街を開拓できるのは大きな利点となります。